血便についてお前に言っておきたいことがある!

世の中には「血便」に対して軽く考えている人って結構いるんだね。
ウチの会社にも一人「今朝また血便が出たんですぅ~アハハ」なんて調子で全然気にかけていない様子のヤツがいるの・・・
イヤイヤちょっと待てよ。
血便が出たって体調が悪い証拠だぜ?
だって内臓から血が出てるんだぜ?

うむぅ・・・

今日はそんなヒトのために血便の情報をまとめてみたから、シッカリ見て欲しい


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      /( ●)  (●)\  お前だよ!
     /::::::⌒(__人__)⌒::::: \ お前!
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     \      `ー’´     (⌒)
      >          ノ ~.レ-r┐、
     /          ノ__  | .| | |
      |          〈 ̄   `-Lλ_レレ
      |          ̄`ー┬–‐‐´

そう、お前だよ!

ウチの会社に入社2年目のお前!

ちょっと体調管理しとけよ!

・・・さて、そんなワケで今日は血便について勉強するから(少し真面目に)、ちょっと読んでおいて欲しい。

血便出たことあるヒト、ないヒトもな。

血便が出た時にチェックするべきポイントリスト

毎日自分が排泄する便の観察は健康管理上でとても大切で、血便が出たらすぐに医師に相談することが肝要ですが、その際にある程度ポイントを押さえて相談すると、医師にとっても症状の判断材料になります。

あわてて病院に行って「血便が出た!」とだけ言っても、なかなかどこが悪いのか見当が付きづらいものです。

ある程度は、「色」「形」などを報告すると良いでしょう。

例えば色については下記のような例があります。

  • 真っ赤な血がついていた
  • 茶褐色の血が付いていた
  • 赤黒い血が付いていた
  • 黒い血が付いていた

どのような血便だったのかも見ておいた方が良いでしょう。

例えば下記のような例があります。

  • 血は血便の表面に付着していた
  • 血は血便に混じっていた
  • コロコロと固かった
  • 細かった
  • ペースト状だった
  • 水のようだった

においや血以外の混入物もあればそれも医師に伝えてください。

  • 膿が混入していた
  • 粘液が混入していた
  • 粘液と膿が混入していた
  • ひどい悪臭があった
  • 生臭かった
  • 発酵したような臭いだった

いかがでしたか?

上記の例はほんの一部ですし、症状によってはイロイロな便や血便の様相があると思いますが、まずは冷静に良く観察して正確にに医師に報告できるようにしてください。

それでは血便がどんな状態だったらどうなのか?こんな病気だったらこんな血便が出るかも・・・って感じで、以下紹介していきますね。

血便とは

血便とは、排泄する便に自分の血液が付着若しくは混入したことを言います。

血便は一般的にですが赤・赤褐色の色であることが多く、症状により黒っぽいタール状の便がでることもありますがこのような状態の場合「下血」とも呼ばれます。

一口に《血便》といっても、便の状態や血液の付着の仕方・状態や混入物によって呼び方が変わることがあり、例えば粘液を伴う血便は「粘血便」と呼ばれ、膿と粘液を伴う血便を「膿粘血便」と呼びます。

また、便に付着した血液が鮮血であれば「鮮血便」と呼ぶこともあります。


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  |   /,.=゙””/      |  真っ赤なのがでるとビビるお ‥‥
  \. i f ,.r='”-‐’つ   /
  / i    _,.-‐’~    \
    i   ,二ニ⊃

便の表面に血液が付着している場合は「痔」や「裂肛」である場合が多い(あくまで「多い」)ですが、便と血液が混じり合っている場合は、何らかの内臓のダメージによって出血したものが便に混入したものだと考えられ、主に肛門から近い部位に幹部がある場合は黒っぽい血液が混入することが多く、肛門に近い部位であれば赤い血が混じっている場合が多いです。

「肛門から遠い部分」とは、胃や上部消化管などがあり、「肛門から近い部分」とは大腸や直腸または肛門自体などです。

いずれの血便においても身体の何処かに異常があることが考えられますので、血便が出た場合には便の状態をしっかりと観察し、メモなどに書き留めて恥ずかしがらずに病院へ行き医師に相談する方がいいでしょう。


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まぁ、自分のウンチをマジマジと観察するのは抵抗あるかもしれませんけど、健康管理の上では大切なことだよ。

血便の基礎知識

まずは、「血便」を侮らないようにしてください。

血便が出る要因は様々ですが、時には重い病気を発症したシグナルであったり、内臓に損傷を受けて出血することによって便に血液が付着(または混入)したのかもしれません。

もし、ご自身に「痔」や「裂肛」である自覚があるのならまだしも(それでも放置はいけませんが)、血便が出たことを侮ったり、安易な自己判断で「切れただけだろう」「痔だろう」などと病状を放置しようとは思わないでください。


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前述の通り、もしかすると何らかの疾患である可能性だって十分にありますので、まずは病院へ行き医師に相談をして異変があるようなら早期治療を行わなければなりません。

血便が出る内臓へのダメージは「胃」「十二指腸」「大腸」「直腸」などの消化管の炎症や潰瘍からの出血である可能性も十分にあるのです。

もちろんそれが、どのような病気であるのか素人判断はできませんので、まずは「どのような血便が出たのか?」「血の付着は表面だけか?」「便に血が混じり合っていないか?」「最近の体調に異変は?」「最近何を食べたのか?」などを冷静に観察・分析して医師に伝えられるようにしましょう。

確かに血便が出た時には重病である可能性はありますが、そんな時こそ慌てずに状況を正確に医師に伝えることが賢明です。

色・形による血便による判断

血便が出た場合に病院や医院で医師の診察を受けるとき、その血便の色や形などの様相を伝えると、容体の判断に役に立ちます。

血便が「どのような色」で「どのような様子」だったのかを観察しておくと良いでしょう。

例えば下記のような例があります。

  • 色・・・「真っ赤だった」「黒っぽかった」「赤褐色だった」「白かった」「黄色かった」
  • 形・・・「固かった」「柔らかかった」「細かった」「ウサギの糞状(コロコロ)してた」「ゲル状だった」「タール状だった」
  • 臭い・・・「異臭がした」「生臭かった」「発酵臭だった(酸味のあるような)」
  • 血の状態・・・「便の表面に血液が付着していた」「便に血液が混じり合っていた」「筋のように血液が付着していた」「大量に出血した」
  • その他・・・「未消化物が多く混じっていた」「排便時痛かった(場所も)」「膿が混じっていた」「粘液が混じっていた」

などです。

正確に医師に便の状態を伝えることが出来れば、それだけ医師側も症状の判断材料とすることができます。


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     /_ノ  ヽ、\  正確に伝えるお
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色が赤い、赤褐色であれば比較的に肛門に近い部位(大腸など)での病状である可能性が高いですし、黒褐色、黒い血便が出たのであれば比較的に肛門から遠い(胃など)での病状である可能性が高いです。

また、粘液を伴っていないか・膿は混入していないかなども重要なポイントですし、「固い」「下している」なども正確に医師に伝えてください。

膿が含まれた血便の場合「大腸憩室症」などが考えられ、粘液を伴うような血便であれば細菌による炎症などが考えられます。それらはあくまで可能性ですので、ご自分では状況を把握しておくに留めておき、医師の検査の判断材料にしてもらうのが良いでしょう。

黒色便:メレナ:melenaとは

黒色便とは、黒い血液を伴った血便を言いアスファルト舗装に使うタールのような様相をしているので、「タール便」とも呼ばれることがあります。

主な特徴としては、患部が肛門から遠く胃酸と食べ物が混じって排泄されることから便に付着(または混入)される血液が黒くなり、特に「胃」「十二指腸」など上部消化管における出血が原因となることが多い。

黒色便の出血した血液が黒くなる理由としては血液が胃酸などが接触して血液中のヘモグロビンが赤かった血が黒ずんでくるからです。


         ,.-、
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.        ( _ノ” i     /       \ ヘモグロビン!
         ゝ、 〈  /   ―   ― \  ヘモグロビン!
      ,〃 ヘ   ト/   ( ●) ( ●) ヽ
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     i !  \ \        し′   /
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            |        `く__, ィ”

黒い血便であるタール便はmelena:メレナとも呼ばれることがあり、上部消化管において大量の出血があったことが考えられる。

また、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの上部消化管での潰瘍等によって黒色便がでますが、大腸がんなどのように肛門から比較的近い部位での疾病であっても上行結腸からの出血であれば黒くなることがあるので、「黒色便=上部消化管」であるとは言い切れない。

膿粘血便とは

膿粘血便(のうねんけつべん)とは、血便に粘液を伴うものを「粘血便」といい、さらにその粘血便に「膿」を伴った血便を「膿粘血便」と言います。

膿粘血便の特徴としては赤黒く異臭を放つことが多く、下痢に近い様相で細菌性腸炎を発生した場合や大腸憩室症を発生した場合に多く見られます。

大腸憩室症は加齢や食生活環境によって腸管壁の粘膜が弱り、大腸粘膜の一部が外側に向かって袋状に突出する症状を引き起こし、便が溜まりやすいので細菌感染を起こすことも多く、炎症部分から出血することがある。
(大量の鮮血を伴う場合があります)

それ以外の症状としては潰瘍性大腸炎を発生した場合でも膿粘血便となることがあり、潰瘍性大腸炎は消化器官の粘膜に炎症を起こし瘢痕となり、消化管の炎症・狭窄が起こった部分から「血」と「膿」が出る事がある為に膿粘血便となる場合があるのです。

  • 瘢痕:組織の弾力性がなくなること
  • 狭窄:狭まること

また、細菌性の赤痢などでも膿粘血便を出すことがあり、人から人への感染以外にも食品や水、ハエなどからの細菌感染などが原因で赤痢が発症し、この場合も膿粘血便は悪臭を放ち下痢のような症状となる特徴があります。

粘血便とは

血便の分類の中で粘血便とは、血便に粘液を伴うものをいい、ドロッとした血便がでる特徴があります。

また、粘血便の様相はケチャップのようだともゼリー状であるとも表現されることもありますが、赤っぽくドロッとした血便が出れば「粘血便」であると言え、他の患部と比較して大腸に異常があるときに出ることが多いようです。

粘血便または粘液便の色については、患部がどこなのかによって大きく変わりますが、粘血便が出る要因として潰瘍性大腸炎・赤痢・大腸がん・クローン病などがあり、一概には言えませんが、その中で一番多いとされるのが潰瘍性大腸炎です。

潰瘍性大腸炎は厚生省から特定疾患の認定を受ける病状でありますが、今現在のところその発症原因は明らかではなく、治療や予防の難しい病気です。

潰瘍性大腸炎によって血便が出るのは、大腸の粘膜が何らかのダメージによって傷つき、潰瘍を発生し粘血便が出るようになります。

その「何らかのダメージ」とは、細菌・ウイルス・ストレス・免疫異常などが考えられておりますが、実際のところ明らかな原因は不明で、男女問わず幅広い年齢層で発症が見られますが近年では中高年での発症が増えてきています。


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      /( ●)  (●)\  どこかしら調子悪いってことだお
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赤痢とは、大腸感染症の一つで食べ物や水など人から人へ感染することもあります。

クローン病は、小腸や大腸に発症することの多い炎症性病変の一つで粘膜が炎症を起こしたり、長官の内腔が狭くなったりなどする症状を引き起こし、潰瘍性大腸炎と同様ですが明らかな発症原因は解っておりません。

鮮血便とは

血便の分類の中で鮮血便とは、名前の通り「便」に鮮血が付着している若しくは混入しているものを言い、特徴としては真っ赤で生々しい色をしています。

鮮血便が出る場合は、比較的に肛門に近い患部に異常があるか、または肛門自体に問題があり出ることが殆どであり、その「肛門に近い部位」とは直腸や下部消化管などがあります。

直腸に問題があり鮮血便が出る場合には、直腸にポリープや腫瘍がある事があり患部から出血することにより鮮血が付着(混入)し、肛門自体に問題がある場合は「痔」「裂肛」などの可能性があります。
(ポリープとはイボ状の良性腫瘍です)

「痔」または「裂肛」による血便は便の表面に鮮血が付着している場合が殆ど(あまり混入はしない)で、排便時に痛みを伴いますが、これは「痔」であればイボ状に腫れた内痔核が排便時において便に接触(こすれ)て患部に傷がついて出血することによって血液が便に付着します。


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       /_ノ  ヽ\   切れると痛いお
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同様に「裂肛」による血便の場合でも排便時に便が肛門を通過するときに傷がついて出血することによって出血を伴います。

いずれの症状においても「肛門に近い部位」または「肛門自体」の患部の傷から出血し、それが便に付着することによるものですが、付着する血液は少量のものが大半です。

また、大量の鮮血が出る場合「大腸憩室出血」の疑いがあります。

大腸憩室出血は、大腸内において粘膜の一部分が袋状の出っ張り(憩室)を形成するもので、この憩室の炎症部分から出血したり、またそこに便が溜まりやすいので細菌感染を引き起こす場合もあり、便に膿が付着する事もあります。

大腸憩室症による血便

大量の鮮血便が出た場合、大腸憩室症を引き起こした可能性があります。

その昔は虫垂炎と良く間違われたそうですが、大腸憩室症は大腸の壁がまるで小さな部屋ができるように袋状に飛び出してしまう病気で、便が溜まりやすいので細菌感染を起こすことも多く、炎症部分から出血することがある。
(膿粘血便となる場合がある)

繊維成分の摂取量の減少や、食生活の欧米化(肉食の増加)によって便秘症状が悪化して腸管壁の粘膜が弱り、大腸憩室症を引き起こし血便が出ることもあり、また、齢を経るによって腸管壁が弱ったことに起因する場合もあります。

重症でなければ手術や入院の必要はありませんが、なるべく食物繊維の多い食事を心がけ、予防することが大切でしょう。

また、膿が溜まるようでしたら手術が必要になります。

大腸ポリープによる血便

血便が出た時の要因として多くを占めるものとして大腸ポリープがあります。

大腸ポリープは「大腸がん」の原因にもなりえるものですが、ポリープが発生したからと言って、確実に大腸がんになるわけではありません。

ポリープは通常の場合において粘膜から発生することが多く、ポリープが潰瘍化して粘膜にダメージを与え出血することにより便に血が混じり血便として排泄される、または大腸を便が移動するときにポリープに接触して傷を負い出血することによって血便が出ることが考えられます。

良性のポリープであれば気にしなくとも大腸がんになることはありませんが、主要と分類されるポリープであれば切除手術の必要がありますので、まずは検診を行ってください。


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   /      \  ポリープできても痛みとか
  /  ─    ─\  自覚症状はあんまりないのよ
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/     ∩ノ ⊃  // ∩ノ ⊃
(  \ / _ノ    \/ _ノ
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       >     >   >
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腸チフスによる血便

血便の原因の一つともなりうる腸チフスとはサルモネラ菌の一種である「チフス菌」によって発生する感染症の一つです。

症状としては数日にわたり発熱・腹痛・下痢を発生することがあり、水のような便になって、しばしば膿粘血便になることがあります。

腸チフスは非常に感染力が強く、主に不衛生な環境下で発生することが多い病気です。

また、発症すると腹部及び胸部にピンクの斑点が現れ、腸内の出血によって血便となることがありますが、容体が進行すると腸穿孔を起こしたり肺炎・肝機能障害などを引き起こすこともあります。

腸チフスによる血便はケチャップのような粘血便となることがおおく、また腸穿孔を引き起こした場合には大量の出血を伴います。

※穿孔・・・穴が開くこと


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     / _ノ  ヽ__  .\  あ・・・あな?
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   .\   )t-ツ     /
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赤痢による血便

赤痢は血便を伴うこともある急性の下痢症状を発生します。

主な症状としては、血便をはじめ倦怠感・悪寒などがあり発熱を伴い、非常に感染力の強い病気ですので、人から人に移り二次感染の危険性が高い。

赤痢による血便の特徴としては膿粘血便になることが多く、子供・お年寄りにおいては重症化する恐れがあり十分な注意が必要です。

※膿粘血便・・・血便に粘液を伴うものを「粘血便」といい、さらにその粘血便に「膿」を伴った血便を「膿粘血便」と言います。

赤痢には「細菌性赤痢」と「アメーバ性赤痢」大きく二つの分類があります。

細菌性赤痢は「赤痢菌」という細菌によってもたらされる感染症を指し、アメーバ性赤痢は大腸などに寄生する赤痢アメーバによってもたらされる赤痢です。

赤痢の予防策としては細菌性の場合不衛生な水や食品などから感染することが多いので、食事や排泄時の手洗いなどを心がけ、生水や生ものの飲食には十分に気を配ることが大切で、アメーバ性の場合も細菌性の場合と同様に衛生面に十分に配慮することが大切ですし、特に赤痢の流行地域での飲食には十分に気を付けてください。

大腸がんによる血便

日本人における大腸がんの発症率は年々高まっており、この大腸がんによって血便が出ることがあります。

大腸がんによる血便は、すべてに当てはまるとは言い切れませんが赤黒い血が混入していたり黒い血の塊が便に混ざっていることがあり、また便が細くなったり便秘と下痢を繰り返すなどの症状が出る場合があり、時に大量の出血を伴うこともあります。
(癌の患部が穿孔を起こした時などは大量に出血します)

しかしながら、大腸がんの初期段階ではあまり目視できるほどの血便が出ることはありませんので、もしも血便が出たのであればすぐに医師に相談されることをお勧めします。

初期の大腸がんでは下記のような症状が出る場合がありますので一つでも当てはまるようでしたら、医師に相談した方がいいでしょう。

  • 便がいつも細い
  • 頻繁におなかが痛くなる
  • なかなか大便を排泄できない
  • いつもお腹が張っている
  • ガスが出ない
  • 残便感がある
  • 便に鮮血が付く
  • 便が黒褐色である


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             〈〈〈 ヽ
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   /      \    |   |  自分の体調は自分で管理しろってこと!
  / ヽ、   _ノ \  !   !
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これがすべてではありませんが、少しでも「おや?」と思ったら、元気でも体調に不調が無くても放置はしないでください。

虚血性大腸炎による血便

大腸の動脈が塞がることによって虚血性大腸炎を引き起こし血便を排泄することがあります。

虚血性大腸炎とは大腸の動脈の梗塞などによって血流の循環が悪くなり炎症を引き起こす病気です。

虚血」とは、部分的に血流量が減少(または遮断)してしまうことをいい、血流が阻害されると解糖基質が枯渇し、細胞内における代謝物が蓄積されたり、また潰瘍を形成したり粘膜にむくみを形成する場合があり、患部が出血することによって血便となります。

比較的高齢の方に多い病気で、大腸の動脈硬化が原因となることがあり、腹痛を伴い赤黒い血便が出ることがありますが、比較的に発熱する可能性は少なく、その多くは左側の腹部の痛みを起こすようです。

虚血性大腸炎は幹部が肛門に近いこともあり、血便を伴う場合には真っ赤な血便(鮮血便)であることが多いようです。

殆どの場合は手術や入院の必要もなく、安静にしていれば治ることが多いようですが、場合によっては断食や食事制限が必要になる場合があり、また二次感染を防止するために抗生物質の投与などがあります。

しかし、比較的に症例は少ないですが、あまりにも重症の場合は手術が必要な場合もあります。
(狭窄型、壊死・壊疽型など)

※狭窄(きょうさく)・・・血管や器官などが狭まること。
※壊死(えし)・・・身体の組織・細胞が死滅すること。
※壊疽(えそ)・・・身体の組織・細胞が腐敗すること。

十二指腸潰瘍による血便

胃潰瘍の場合と症状が似ていますが黒い血便が出た時には十二指腸潰瘍の可能性があります。

十二指腸潰瘍とはヘリコバクター・ピロリ菌と呼ばれる細菌によって、胃の粘膜に炎症を引き起こし損傷して潰瘍を形成したものが原因の大半を占め、次にストレスに起因しております。


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    ヽ ヽ|        ヽ_ノ

よって、十二指腸潰瘍の治療の多くは前述のヘリコバクター・ピロリ菌を取り除く治療をすることになります。

胃潰瘍の時と同じく、十二指腸潰瘍による血便は黒くてドロッとしており、まるでコールタールのような様相をしているのでこれを「タール便」とも呼びます。

このタール便(黒色血便)を伴うこともある十二指腸潰瘍は腹痛を引き起こすことがありますが、特に「みぞおち」より少し上の右側に痛みを起こすことが多く、空腹時に痛み、食事を取ると痛みが治まる症状が多い。

胃潰瘍と同じく症状が悪化すると潰瘍が穿孔し激痛を伴いますが、この時に幹部から大量に出血しますので血便として現れます。

※穿孔・・・穴が開くこと

出血性大腸炎による血便

出血性大腸炎は子供と高齢者に多く発症し、血便を伴う胃腸炎の一つで、大腸菌の毒素によって血便と下痢を引き起こすことがあります。

その大腸菌の毒素は大腸の粘膜にダメージを負わせ出血し血便として排泄される。
(大腸菌が血流に乗り大腸以外の臓器にダメージを与えることもある)

この出血性大腸炎は人から人へ感染し、特に小児の「おむつ」などを介して感染することが多いようですが、時には殺菌処理の疎かな食品や加熱処理が不十分な肉製品などから感染することもあります。

発熱する可能性は少ないですが、1日~1週間程度の下痢を起こすこともあり、場合によっては合併症を引き起こすこともあります。

特徴としては下痢を伴う血便や、腹部の痙攣・痛みなどが挙げられる。

大腸菌が原因となりますので、予防策としては手洗いなどの衛生面や食品の加熱などに特に注意を払う必要があります。

食中毒(食あたり)による血便

食あたり食中毒による血便は、腸の細胞を損傷する事によって出血し、血液が便に付着しますので、比較的赤い血便になる場合が多い。

食中毒(食あたり)は、主に細菌類などに汚染された食品や飲料などを口にすることによって、腸などの内臓に炎症を起こします。

食あたりの原因となる細菌は非常に多岐に渡りますが、下記に代表的なものを列挙します。

  • サルモネラ
  • O157
  • 腸炎ビブリオ
  • カンピロバクター
  • ポツリヌス菌
  • ブドウ球菌
  • セレウス菌

・・・など


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   /⌒   ⌒   \   最近食中毒のニュース多いな・・・
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一般的に食品を口にしてから、食中毒を発症するまでの潜伏期間は細菌の種類や量によって異なりますが、毒素の強いものほど潜伏期間が短い傾向があります。
(あくまで「傾向」です)

血便をはじめ、腹痛・発熱・嘔吐・下痢を引き起こすこともあり、症状がごく軽度の場合は安静にしていれば治癒していきますが、重度の場合はすぐさま病院へ行くべきですし、特に血便が見られる場合であれば腸の細胞壁が損傷している可能性が高いので迷わず病院へ行きましょう。

潰瘍性大腸炎による血便

潰瘍性大腸炎は時にストレスがもとで引き起こされることもある血便の要因になりうるものの一つです。

血便をはじめ、下痢・発熱・貧血などの症状が出ることもあり多くは薬の投与によって腸の炎症をおさえ治療をしますが、症状の進行によっては手術の対象にもなることがあります。

潰瘍性大腸炎の原因は明確に解明はされていませんので原因不明の非特異性炎症性疾患として厚生労働省より特定疾患の一つとして挙げられておりますが、やはりストレスや食生活などが原因で発症する可能性が高いと考えられています。

広い年齢層にわたり発症の可能性がありますが、血便・下痢腹痛・発熱などがある場合は注意が必要でしょう。

潰瘍性大腸炎による血便は膿粘血便となることがあり、これは消化器官の粘膜に炎症を起こし瘢痕となり、消化管の炎症・狭窄が起こった部分から「血」と「膿」が出る事がある為に膿粘血便となる場合があるのです。

※瘢痕(はんこん)・・・傷跡の事で、潰瘍・梗塞によって形成された組織の欠損が結合組織などによって修復された跡のこと。

腸重積による血便

腸重積とは腸の一部が同じく腸の中にもぐりこんでしまう病気を言います。

血便を伴う腸重積は主に生後数か月から1歳程度の赤ちゃんに多く起こり、原因は詳しくは解っておりませんがウイルスに関係があるのではないかといわれています。
(悪化すると腹膜炎を引き起こし死に至る場合もあります)

腸重積による血便は粘膜を伴うこともあり症状が軽かったり、初期症状であれば血便はあまり出ませんが、次第にドロッとした赤い血便が出るようになります。

前述しましたが赤ちゃんに多い病気ですが、まれに大人でも腸重積を発生することがあり、これは腸内において腫瘍やポリープなどが引っかかり発症する。


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この病気は腸閉塞を引き起こす疾患で、早期に診断を受け治療しなければなりません。

腸重積による血便は腸管にダメージを受ける若しくはうっ血しますので、粘血便となりますので便に粘液が混じりジャムやゼリーのような様相となります。

ストレスによる血便

排泄時に血便が出たとしても「最近ストレスが溜まっていたから・・・」などといって放置される方は意外と多いようです。

しかし、ストレス自体が直接原因で血便が出るわけではありません。

確かにストレスなどによって、血流・神経・ホルモンバランスに影響を与えて便に血が混入して血便となることはありますが、それは一時的なものではなく重大な病気である可能性は十分にありますので、血便が出たのなら医師に相談することをお勧めします。

ストレスが原因で血便が出る主な病気としては十二指腸潰瘍や潰瘍性大腸炎または腎臓病などでも血便が出ることがあります。

ストレスが溜まったことだけで血便が出るのではなく、ストレスに起因して体調に異常があるから血便が出るのですから、内臓に何らかの異常があると判断した方がよいでしょう。


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十二指腸潰瘍を発生すると黒っぽいタール状の血便が出ることが多く、胃の粘膜が自分自身の胃液によってダメージを受けて潰瘍となるもので、腹痛や吐き気または背中の痛みなどを伴う場合があります。

潰瘍性大腸炎とは大腸の粘膜に潰瘍(または「びらん」)ができる特定疾患であり、発症すると粘液を伴った粘血便が出ることが多く、治療が難しく大腸以外の部位に合併症を生じることが多いことからストレス等による免疫異常などが関与していると考えられているが、今現在明確な原因は解っていない。

腎臓病には急性・慢性の腎炎や、腎不全、糖尿病腎症、痛風腎など様々な症状がありますが腎炎や腎不全の症状が重い場合血便を伴うこともあります。

血便が鮮血だった場合

血便に混入または付着している血液が鮮血だったからといって「痔」だとは決めつけないほうが良いでしょう。

確かに痔であった場合に便に付着する血は真っ赤になりますが、痔ではなくとも肛門付近の疾患であれば、やはり真っ赤な血は付きますし、痔のように痛みを伴うものもあります。

また「直腸がん」などによっても血便に鮮血が付着することもありますし、何より肝要なのは素人考えで決めつけず専門家である医師に相談するべきでしょう。

血便が出て「鮮血だから」「肛門の表面が痛いから痔だろう」と安易な判断はしない方がいいでしょう。


        ノ L____
       ⌒ \ / \
      / (○) (○)\  だから血便を軽視すんな!っつってんだろ?
     /    (__人__)   \
      |       |::::::|     |
     \       l;;;;;;l    /l!| !
     /     `ー’    \ |i    _             _
   /          ヽ !l ヽi   | l [l] | ̄| /l    | |
   (   丶- 、       しE |そ  | 二l  ̄/ [][]∧.|_|
    `ー、_ノ      ∑ l、E ノ < |__|  | ̄/ <_/ <>
               レY^V^ヽl       ̄

鮮血便が出た時に考えられる病気の一例には「大腸がん」「大腸ポリープ」「大腸憩室症」「直腸がん」「虚血性大腸炎」などが挙げられます。
(あくまでも一例です)

患部が肛門に近い部位、例えば直腸や大腸などであれば鮮血便が出る場合がありますし、潰瘍や腫瘍に傷が付いたり便とこすれることによって出血したり、患部の病状が悪化して穿孔した場合などにも出血し、それが便に付着して「鮮血便」となりますので、安易な判断で症状を放置するようなことはしないようにしましょう。

便を毎回チェックすることの大切さ

排便時にご自分の便の状態を確認することを観便と言います。

観便は簡単にご自身の健康状態を測るバロメーターでもありますし、自分自身が健康なつもりでも身体に何らかの異常があれば、それを知らせる内臓からのメッセージでもあります。

堅さ・色・臭いをはじめ便に血液が付着していないかなどを毎日チェックすると良いでしょう。

血便が出た時はもちろん、トイレでご自分の便に異常発見されたようでしたらすぐに医師に相談することをお勧めします。


          ____
        /      \
       / ヽ、   _ノ \  放置すんな!
     /   (●)  (●)   \ n
     |  U   (__人__)    l^l.| | /)
     \    |i||||||i|   /| U レ’//)
    γ⌒    ` ー’´    ノ    /
     i  j         rニ     ノ
     ヽ、 l           !ヽ、_,__/

そのためには用を足してた後で即刻に流してしまうのではなく、ある程度観察してから流すような習慣付けをしましょう。

まじまじと便を観察することに多少の抵抗を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、便の状態によって様々なことが解ります。

例えば、コロコロと堅そうな便が出れば便秘気味な傾向があるかもしれませんし、小さくコロっとした便(ウサギの糞のような)が出れば腸管に問題があるかもしれません。

便に血液が付着してるようでしたら「どのように血液が付着していたのか?」を医師に伝えれば、病状を判断するのに重要な役割を果たします。
(表面に付着していたのか、混じり合っていたのかなど)

毎日「便」の色・様子などを確認して、異常がないのか判断することは健康維持の手段の一つですし、排泄物はあなたの健康状態を知らせてくれるとても重要な情報源になるのです。

もしかすると、あなたが気づかなかった身体の異常を発見することがあるかもしれません

すぐに流してしまうのではなく、「確認」を忘れないようにしましょうね。

最後に・・・

なんだか随分と長いエントリーになってしまったが、いかがでしょうか?

鮮血みたいなあからさまに判るような状態だったら、すぐに自分で気付くんだろうけど、黒系の血便だと気付きにくかったりするんだよな。

上にも書いたけど、やっぱりこの判りにくさを気付こうと思うと毎日チェックして「お?普段と違う」って感じることが大事だよ。

そんなワケでね、長々と付き合っていただきましたけど、血便って重篤な症状を知らしめる身体からのサインだったりするので、放置しないようにしようね。



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